翁草
おきなぐさ
名詞
標準
文例 · 用例
娘は片手に伊太利亜種の赤き翁草の花の大束を持ち、片手に柑子を盛りたる籠を持ちいる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
娘は徐に煖炉に歩み寄り、その上なる素焼の瓶を取りて絵具入の箪笥の上に据え、それに翁草の花を挿す。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
)翁草を買って来たね。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
や、翁草がずいぶん咲いていましたぜ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
此話は翁草に出てゐる。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
翁草にも、教のない民だから、惡意がないのに人殺しになつたと云ふやうな、批評の詞があつたやうに記憶する。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
そして、幡江は最後に、この翁草と紅鳳仙花とで、結び付けたのだよ。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
この話は『翁草』に出ている。
— 森鴎外 『高瀬舟縁起』 青空文庫
ウィキペディア
『翁草』(おきなぐさ)は、江戸時代に書かれた随筆。前編・後編をあわせて全200巻。
出典: 翁草 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0