頭脳明晰
ずのうめいせき
名詞形容動詞
標準
being clearheaded
文例 · 用例
饗ばれる学生は多勢だし、饗ぶのは唯二人だしするから、珈琲屋位で済ます事に定めたのは、流石に頭脳明晰であるが、さて肝腎の生徒にそれを伝へる段になると、急に頭が変になつて、「おい、間違つちや可かんぞ、会場はカフエエ・パウリスタだから。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
一つの学校の中で、優秀な細胞があり、自治会があり、そこに属す学生はすべて頭脳明晰だということだけが、その学校全体の学生の精神水準を示すとは云いきれないし、日本の青年の進歩の総和的な標準だとはいえません。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
頭脳明晰……シーク……ホガラカという事になって行くのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
この簡単明瞭なる脳髄局のアンポンタン・ポカン式、反射交感組織にシャッポを脱いで、頭脳明晰……意識ホガラカとなったアンポンタン諸君のアタマならば、最早、二度と再び脳髄のトリックに引っかからないであろう。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
宮木氏は、実に本件に於て彼の刑事裁判上の智嚢を傾倒して終ったので、よく本事件を裁断し得たのは、頭脳明晰にして精桿の気溢るゝ如き彼なればこそであろう。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
頭脳明晰な人士もこの偏見に限つて疑らないのが奇妙であるが、そのために世人の生活はどれほど歪められ傷められてゐるか知れないのである。
— 坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 青空文庫
そのほかに、頭脳明晰な科学者を十数名集めて、このミミ族研究所は、いそがしく発足したのであった。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
又前九州帝大教授、日本文化連盟の政治学者・藤沢親雄氏――之は頭脳明晰な藤沢利喜太郎博士の息だそうである――の「満州に王道大学を建設せよ」と云ったような科学(?
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
作例 · 標準
彼は頭脳明晰で口も達者なので、議論で彼に勝てる者はまずいない。
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「彼女は頭脳明晰なだけでなく、周囲への気遣いも忘れない素晴らしい女性だ」
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複雑な経済指標を即座に読み解く、頭脳明晰なアナリストがテレビで解説している。
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