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朶石

朶石
名詞
1
標準
文例 · 用例
すつかり忘れてゐたが、先達田舎の親戚へ赴いた時図らずも幾枚かの「師匠」の作品を見出したので、何やらヒヤリとして、隠れて験べたら「朶石」と誌されてゐた。
牧野信一 気狂ひ師匠 青空文庫
といふほどの軽い意味で、何も、朶石のことではないのであるが、わたしはその度毎に(また何といふこともなしにわたしは母からそんな言葉を稍ともすれば浴せられることが屡々なのだ。
牧野信一 気狂ひ師匠 青空文庫
朶石師匠の傍らで絵具を溶いたり、筆を洗つたり医者の先生に笛を習つたりした自分を思ひ出すのである。
牧野信一 気狂ひ師匠 青空文庫
朶石からは画の他に漢詩作法と篆刻と築城講話と、そして国手から半弓と碁と笛と釣りと箱庭作法とを習つた。
牧野信一 気狂ひ師匠 青空文庫