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唐臼

からうす
名詞
1
標準
mortar
文例 · 用例
苅った稲も扱きばしで扱き、ふるいにかけ、唐臼ですり、唐箕にかけ、それから玄米とする。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
」「籾擂を機械に頼みゃ、唐臼をまわす世話はいらず、らくでええけんど、頼みゃ、頼んだだけ銭がかゝるんじゃ。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
そして手伝ひといつても鳥右さんは、唐臼をまはすとか、田を耕すとか、俵をかつぐとか、いちばん力のいる仕事をしてくれたので、百姓家ではたいへんたすかりました。
新美南吉 鳥右ヱ門諸国をめぐる 青空文庫
良寛さんは黙つて本を閉ぢて、台唐臼の蹈台にのぼつた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
」 良寛さんは台唐臼を下りて、国仙和尚の前に行つた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
ごほごほと雷以上の恐い音をさせる唐臼なども、すぐ寝床のそばで鳴るように聞こえた。
夕顔 源氏物語 青空文庫
源氏が六條のほとりの、夕顏の宿に寢て、はしぢかにきこえてくる、物賣りの聲や、町人の話聲や、夜明けに隣家の下僕が嚔をするのや、唐臼の音がとどろいてくるのや、螽※が枕上ちかく飛んでくるのを見るあたりの、あの心持や、その書きかたが心憎いほどにまざまざと浮びあがつてくるのだつた。
長谷川時雨 夏の夜 青空文庫
少し、唐臼を踏むが、大したきりやうさ。
平次屠蘇機嫌 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
昔の農村では、収穫した穀物を唐臼で挽いていた。
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大きな石でできた唐臼は、かなりの力仕事だっただろう。
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「こんな大きな唐臼、見たことないよ!」と、子供たちは目を丸くした。
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この道具は、穀物の殻を剥いだり、粉にしたりするのに使われた。
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