真逆様
まさかさま
形容動詞名詞
標準
headlong
文例 · 用例
山中に朽木の独木橋を渡り、アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
先頭に立った吾輩は振り顧見ると、三番目に乗って来た未醒画伯、馬から真逆様に落ちて、大地へ四ツん這いになっておる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
天地も崩るるがごとき音して、船はたちまち天空に舞い上り、たちまち奈落に沈むがごとく、それと同時に、余は梯子の中段より真逆様に船底に落ち込み、失敗たと叫びしまでは記憶すれど、その後は前後正体もなくなったり。
— 押川春浪 『南極の怪事』 青空文庫
最後に乗せられたお杉の亡骸は、既に頂上まで達いたと思う頃、何うした機会か其畚は斜めに傾いて、亡骸は再び遠い底へ真逆様に転げ落ちた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
落ちる途中、その突起に衝突して、そこで一度バウンドしてから、真逆様に墜落したものらしい。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
彼女はパジャマの片袖を松の枝に残したまま、真逆様に白い波の砕け散っている岩の上に落ちて行った。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
豚吉は困りましたが、放っておけば女の児が死にそうですから、すぐに上衣を脱いで、ズボンを脱いで、シャツ一枚になって井戸の中へ真逆様に飛び込みました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
私の身体はそのまま一直線に地平線の端から、辷り出して無限の空間に真逆様に落込んだ。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
作例 · 標準
彼は階段からまさかさまに転がり落ちた。
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ボールはまさかさまに坂道を転がり、あっという間に見えなくなった。
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車がまさかさまに突っ込んできて、危機一髪だった。
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