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街上

がいじょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
甍が翼を張りひろげて夏の烈日の空にかがやくとき僕等は繁華の街上にうじやうじやしてつまらぬ女どもが出してくれる珈琲店の茶などを飮んでる始末だ。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
ある日、街上を行く。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
木橋の、埃りは終日、沈黙し、ポストは終日|赫々と、風車を付けた乳母車、いつも街上に停つてゐた。
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
棲む人達は子供等は、街上に見えず、僕に一人の縁者なく、風信機の上の空の色、時々見るのが仕事であつた。
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
街上 富永の追悼会。
中原中也 我が生活 青空文庫
例えば某ビルディングの某会社のある窓の内に執務している甲某にその友人乙某が百メートルも先の街上から何かしらある信号を送るということがあり得るであろう。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
それでその手順の第一として先ず街上でダンサーに若い方の靴磨き田代公吉へモーションをかけさせ、アパートへ遊びに来ないかと招待させる。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
騎馬士官と、丸腰の兵士たちが、街上になだれる群衆を制して道をあけた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫