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売れ口

うれくち
名詞
1
標準
outlet
文例 · 用例
猛烈な日貨排斥運動に、皆目売れ口がない神戸マッチを輸入して、関税や、賦金や、附加税を取られるよりは、労働賃銀が安い支那人を使って、全く支那の製品と違わない「国産品」を、支那でこしらえ支那で売る方がどれだけ合理的なやり方か知れない。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
定鼎の売れ口がありそうな談である。
幸田露伴 骨董 青空文庫
定鼎の売れ口が有りさうな談である。
幸田露伴 骨董 青空文庫
然るに天はなかなかこの鼻を思う通りの美的条件に合わせて生み付けてくれませぬので、たった鼻一つで売れ口の遅れるような実例が方々に出来て来るのであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
芭蕉と其角の短冊は問題にされなかったが、金魚の方は心あたりがあるというので、四、五日経ってから惣八は再びその模様を探りに行くと、其月はその売れ口があると云ったので、惣八はよろこんで帰って、早速その売り主の元吉というのを連れて行くことになった。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
聞けばここの女給は或る限られた地方から、或る手段で連れて来て仕込んだもので、うっかり口を利かせると売れ口に関係するのだそうな。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
ところで、今日そのような大生産のできる資本を持った雑誌は、数えるほどしかなく、それらの雑誌社は売れ口を数でこなすために、もっとも文化水準の低い広汎なおくれた層を目指し、支配階級がその商売を援助するように内容を飽くまでも、支配する側にとって良しと考えられる方向へ編輯するのである。
宮本百合子 今日の文化の諸問題 青空文庫
これはあまり売れ口のよくない新聞なので、明るいうちに、夕刊としての効力のなくならないうちに早くばたばたと売ってしまわなければ、もうお仕舞いであったからだ。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
prospect (e.g. employment, marriage, etc.)
作例 · 標準
例句