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竹筒

たけづつ
名詞
1
標準
container made by cutting a piece of bamboo lengthways
文例 · 用例
底に当たる節の隔壁に錐で小さな穴を明けておいて開いた口を吸うと羊羹の棒がなめらかに抜け出して来る、それを短く歯でかみ切って食う、残りの円筒形の羊羹はちょっと吹くとまた竹筒の底に落ち着くのである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
それでこそある人のある日に生けたささげと女郎花と桔梗と青竹筒は一つの芸術的創造のモンタージュ的視像となりうるのである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
「コラッ、貴様ッ、ろくろく働きもせぬくせに、生血のような水を唯飲みしようとは、怪しからん奴だ」と呶鳴り付けたが、考えてみればあれも人の子、咽の渇くのは同じだろうと惻隠の心も起り、「皆飲むなよ」と、長い竹筒の水を渡してやれば、先生竹筒に口を当てるが早いか、逆様にして皆ゴボゴボと飲んでしまった。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
――俗に、豆狸は竹の子の根に籠るの、くだ狐は竹筒の中で持運ぶのと言うんですが、燈心で釣をするような、嘘ばっかり。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
第一、竹筒ばかりではない。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
輪講の順番を定めるには、竹筒の中へ細長い札の入って居るのを振って、生徒は其中から一本|宛抜いてそれに書いてある番号で定めたものであるが、其番号は単に一二三とは書いてなくて、一東、二冬、三江、四支、五微、六魚、七虞、八斉、九佳、十灰と云った様に何処迄も漢学的であった。
夏目漱石 落第 青空文庫
又氏郷が或時に古い古い油を運ぶ竹筒を見て、其の器を面白いと感じ、それを花生にして水仙の花を生け、これも当時風雅を以て鳴って居た古田織部に与えたという談が伝わっている。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
けれども、蚤か、しらみ、或いは疥癬の虫など、竹筒に一ぱい持って来て、さあこれを、お前の背中にぶち撒けてやるぞ、と言われたら、私は身の毛もよだつ思いで、わなわなふるえ、申し上げます、お助け下さい、と烈女も台無し、両手合せて哀願するつもりでございます。
太宰治 皮膚と心 青空文庫
作例 · 標準
昔の旅人は、水筒代わりに竹筒に酒を入れて持ち歩いた。
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この竹筒には、お米を炊くための道具がいくつか入っている。
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炭火で炙った熱々の団子を、竹筒から取り出して食べた。
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ウィキペディア

竹筒(たけづつ)は、竹を切って作った筒。竹は中が空洞であるため、木と比べると簡単に液体を保存する容器として利用できたことから、竹が入手できる地域では先史時代より用いられてきた。また、数ある竹製品の中でも最も歴史の古いものと考えられている。

出典: 竹筒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0