蛤蜊
こうり
名詞
標準
文例 · 用例
「卯飲」の一に「卯飲解酲有何物、売来蛤蜊過門渓」の句があつて、「売蛤漢自行徳浦来、毎在日未出時」と註してある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
即ち仏堂を毀ち、学校を興し、瘠土を開拓して膏腴の地となし、暗礁を除いて航路を開き、農兵を置き、薬草を植え、蜜蜂を飼い、蛤蜊を養殖するなど、鋭意新政を行って四民を裨益したことは頗る多かった。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
わらじを着けて花枝をたずさえ、舟揖をうかべて蛤蜊をひろう。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
第二十一 蛤蜊のライスカレー はアサリの身一合と玉葱一つ西洋人参三つジャガ芋三つとを細かく切って水五勺を加え塩味をつけて一旦強火で煮ますが上へ泡が浮きますから丁寧によく掬い取ってそれからは火を弱くして三十分間煮詰めます。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫