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筋者

すじもの異読 すじもん
名詞
1
標準
yakuza
文例 · 用例
しかし、この一とすじものでないゴロツキは、ほかの空想に夢中になって、彼の相談に乗ろうとしなかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
海面は、狂奔する幾すじもの水はしらと、あたりをつつむまっくらな火薬のけむりとでもって、すっかりつつまれてしまった。
海野十三 海底大陸 青空文庫
バルト海に面していくすじもの運河をもつこの都会は十八世紀につくられた。
宮本百合子 道標 青空文庫
理性のいくすじもの絃、感覚のいくすじもの糸。
一九四四年(昭和十九年) 獄中への手紙 青空文庫
まことにそれは、畳の上に幾すじもの小川が流れ、池水が湛えられている如く、一つの灯影を此処彼処に捉えて、細く、かそけく、ちら/\と伝えながら、夜そのものに蒔絵をしたような綾を織り出す。
谷崎潤一郎 陰翳礼讃 青空文庫
芝居小屋の多い堺町に近い抜け道―― から風に鳴る幾すじもの小屋|幟の音が耳につき出した。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
そして河原を走る縦横無尽な、幾すじもの水脈が、やがて中心部に相寄って、湖のような幅になる。
吉川英治 平の将門 青空文庫
みる間に、それは幾すじもの赤い線となって、生ける蚯蚓のように、土の上を横縦に流れだした。
上方の巻 鳴門秘帖 青空文庫
作例 · 標準
あの薄暗い路地裏には、筋者と思われる男たちがよくたむろしている。
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カタギの人間が筋者と関わりを持っても、不幸になるだけだ。
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筋者特有の威圧感に気圧されて、彼は一歩も動くことができなかった。
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