ぎろぎろ
ぎろぎろ異読 ギロギロ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
glaringly (staring)
文例 · 用例
」 狸は眼をぎろぎろして外へ聞えないやうにしばらくの間口をしっかり閉ぢてそれから手で鼻をふさいでゐました。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
そこは茂りあった枝のかげで、まっくらでしたが、二疋はどっちもあらんかぎりりんと眼を開いてゐましたので、ぎろぎろ燐を燃したやうに青く光りました。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
一番右はたしかラクシャン第一子まっ黒な髪をふり乱し大きな眼をぎろぎろ空に向けしきりに口をぱくぱくして何かどなってゐる様だがその声は少しも聞えなかった。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
そこは茂りあった枝のかげで、まっくらでしたが、二疋はどっちもあらんかぎりりんと眼を開いていましたので、ぎろぎろ燐を燃したように青く光りました。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
一番右はたしかラクシャン第一子まっ黒な髪をふり乱し大きな眼をぎろぎろ空に向けしきりに口をぱくぱくして何かどなっている様だがその声は少しも聞えなかった。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
人を押付けがましいにおいを立て、脂がぎろぎろ光って浮く精力なんというものほど下品なものはない。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
」 と青い帽子をずぼらに被って、目をぎろぎろと光らせながら、憎体な口振で、歯磨を売る。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
」 と云う、煙草より前に、蔵造りの暗い方へ、背を附着け、ずんぐりと小溝を股に挟んで大きく蹲み、帽子の中から、ぎろぎろと四辺を見た。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫