人物経済
じんぶつけいざい
名詞
標準
human engineering
文例 · 用例
ある日のこと、信玄公が「噂によれば北条内記、三合目陶器師と名を偽り裾野に住むということであるが、まことに人物経済上惜しみても余りある事ではある。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
三女史の自己主張のためには勿論、社会の幸福に資する人物経済の上からもこれを望まねばなりません。
— 与謝野晶子 『平塚・山川・山田三女史に答う』 青空文庫
此ほど痛切に、人物経済といふことを忽せにした例は、さうあるものではないと言ふことだ。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
人物経済をすこしは考へて見るがよい。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
ほどなく勘定奉行の地位を得、またほどなく財政の鍵を握って、陸海軍の事を統ぶるの地位に上ったのも、当然の人物経済であります。
— Ocean の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
世の中にあんな才物がどうして成功しないかと不思議に思われるような人物をしばしば見受けるが、どうもこういう人はおおむね己の才に恃んでかえって人に利用され、結局器用貧乏で一生を終わることの多いのは、本人のためにもまた、人物経済上からもはなはだ遺憾なことだと思う。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
勿論生活上から夫婦共稼ぎの必要が起るのであるが、その妻にして特種の学問技芸を有しながら、家庭の事にのみ齷齪として、その長所を発揮する機会なからしむるが如きは、一面国家の人物経済の上から見てもまた惜しむべきことである。
— 大隈重信 『夫婦共稼ぎと女子の学問』 青空文庫
天下の興行は名古屋から出で、名古屋の興行は女流から出でるという歴史が作れる――と、そこまで乗込んだかどうか知らないが、名古屋の女流の人才余りあって、その経営者の不足を見て取った者が、江戸に遊んでいるお角さんのことを想い出したのは、人物経済眼の卓れたものと買ってやってもさしつかえありますまい。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
人物経済学は、人間の行動や意思決定を経済学的に分析する分野である。この研究は、現代の人物経済における課題を浮き彫りにしている。「なるほど、そういう人物経済の視点で見ると、色々見えてくるね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite