焼け穴
やけあな
名詞
標準
a burn hole
文例 · 用例
手水鉢を座敷のまん中で取り落として洪水を起こしたり、火燵のお下がりを入れて寝て蒲団から畳まで径一尺ほどの焼け穴をこしらえた事もあった。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
おまけに、焼け穴までこしらえてくれましたね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『カラー』 青空文庫
痴者が衣服の焼け穴をいぢるやうに、猿が疵口を気にするやうに、段な事になつたが、いやに賢く狡滑なものは、自分の生命を抛出して闘ふといふことをせずに、いつも他の勢力や威力や道理らしいことやを味方にして敵を窘めることに長けたものだ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
一|月五日 姉さんが、カルメ焼きを造るといって、火を落として、新しい畳の上に、大きな焼け穴をあけた。
— 小川未明 『ある少年の正月の日記』 青空文庫
」のキャプション付きの図(fig55990_153.png、横200×縦247)入る]図‐153 私のコックが、私のシャツに、焼け穴をつくって了った。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
一瞬にして眼球が溶けくずれ、眼窩の漿液が流れ出すように、その焼け穴は眼の下から頬にかけて、無気味にひろがって行き、愛らしいえくぼをも蔽いつくしてしまった。
— 江戸川乱歩 『暗黒星』 青空文庫
作例 · 標準
タバコの火を落としてしまったのか、お気に入りのズボンに小さな焼け穴が開いている。
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焚き火の火の粉が飛んで、キャンプ用のテントにぽっかりと焼け穴ができてしまった。
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古いカーテンの端に焼け穴を見つけ、いつ火事になってもおかしくなかったとゾッとした。
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