家人
かじん
名詞頻度ランク #23848 · 青空 1260 例
標準
occupant of a house
文例 · 用例
たとえば裏の竹藪に蛇が出たとか、蟇が鳴いてるとか、蟻の山が見つかったとか、梅の花が一輪|咲いたとか、夕焼が美しく出ているとかいうようなことを、だれか家人の一人が発見すると、一々それをヘルンの所へ報告に行く。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかしヘルンが仕事をしている時は、家人が皆神経質に注意しているので、家中がひッそりとして閑寂に静まり返っていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
かわいそうな虫』と寂しげに言い、この頃の暖かい日に、そっと草むらの中に放してやれ、と家人に言いつけた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
いつも、あれほど禮儀正しく、應接の家人と丁寧な挨拶をする芥川君が、この日に限つて取次ぎの案内も待たず、いきなりづかづかと私の書齋に蹈み込んできた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
家人も、そう思っていた。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
この句の詩情には、古い故郷の家を思わせるような、あるいは昔の祖母や昔の家人の、懐かしい愛情を追懐させるような、遠い時間への侘しいノスタルジアがある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
家人はそれを面白がり、僕によく悪戯してからかった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
そこで青年たちが来る毎に、僕は裏門をあけてそっと入れ、家人に気兼ねしながら話さねばならなかった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
作例 · 標準
呼び鈴を鳴らしたが、あいにく家人は皆外出しているようだった。
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「家人の留守中に勝手に上がり込むのは、礼儀に反しますよ」
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彼は家人の目を盗んで、深夜にこっそりと家を抜け出した。
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帰宅すると、家人が温かいお茶を淹れて待っていてくれた。
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ウィキペディア
家人(けにん)とは、日本の歴史上、身分のある者の家臣・郎党(従者)などを指す用語。古代と中世では意味合いが異なっている。
出典: 家人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0