幻辞.com

渓端

けいたん
名詞
1
標準
文例 · 用例
我等は双方からおおどかになだれて来た山あいに流るる小さな渓端を歩いていた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
見廻すとまったく山蔭の渓端に小ぢんまりと纏り着いた様な温泉場であった。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
その渓端の温泉も無論円やかに深々と雪を被っていた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
其儘その窓を乘り越えて溪端の岩の上にでも立ちたいほどの身體のほてりである。
若山牧水 湯槽の朝 青空文庫
窓から見る宿の前の溪端に一つ二つと飛ぶ螢が見えだした。
若山牧水 梅雨紀行 青空文庫
我等は双方からおほどかになだれて來た山あひに流るゝ小さな溪端を歩いてゐた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫