挫ける
くじける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be disheartened
文例 · 用例
首が葢に觸るので骨の挫けるまで抑へつけられてすくみが掛けられた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
がつたりと氣が挫けると同時に病んでゐるからだの苦しさに氣づいた。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
高をくくって軽く動かそうとされると、猛然癇を立てるけれども、所謂情理をつくして折入ってこちらの面目をも立てた形で懇談されると、そこを押し切る気が挫ける律気で常識的な市民の俤が髣髴としている。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
恋の九分九厘は黄金の前には、脆くも挫けるものであった。
— 国枝史郎 『柳営秘録かつえ蔵』 青空文庫
「向ふぢや此方に信用がないかも知れないが、此方ぢや又向ふに信用がないんだ」と宗助は威張つて云ひ出したが、御米の俯目になつてゐる樣子を見ると、急に勇氣が挫ける風に見えた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
安藤竜太郎が最後の言葉を発した時、群集の一団の気分は、そのまま挫けるか破裂するかの、頂点に達した。
— 豊島与志雄 『電車停留場』 青空文庫
骨の節々の挫けるやうな、疼きを覺えた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
骨の筋々が、挫けるやうな疼きを覚えた。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
作例 · 標準
「ああ、もうダメだ……」と、あまりの激務に彼の心が挫けそうになった。
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何度不採用通知が届いても、彼女の情熱が挫けることはなかった。
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厳しい冬の特訓の連続に、ついに若手選手の一人が挫けて帰郷した。
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標準
to be sprained
作例 · 標準
階段の段差で足がグニャっとなり、不自然な方向に膝が挫けた。
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「ひゃっ!」と転倒した際、手首が変な形に挫けてしばらく立ち上がれなかった。
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着地に失敗して足が挫けたが、幸いにも大事には至らなかった。
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標準
to be snapped
作例 · 標準
突風にあおられた瞬間、お気に入りのビニール傘の骨がポキリと挫けた。
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「おっと、危ない!」重みに耐えきれず、棚の支柱が根元から挫けてしまった。
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衝突の衝撃で、車のフロントグリルがくしゃりと挫けてひしゃげている。
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