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年取り

としとり
名詞
1
標準
growing older
文例 · 用例
「おまえさんに少しお願いがあるんですがね」 かれは道具屋の惣八という男で、掛物や色紙短冊も多年取りあつかっている商売上の関係から、ここの家の門を度々くぐっているのであった。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
往時日本で刀剣を尊んだに付け、鮫皮を鑑賞する事夥しく、『鮫皮精義』等の専門書もあり、支那、ジャバ、前後インド諸国の産を夥しく輸入したが、予先年取り調べてペルシア海の鮫皮がもっとも日本で尊ばれたと知った。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
一般の人、殊に妻子などありてやや年取りたる人が金州の市街の不潔なると軍隊の糧食の旨からぬとに因りて皆帰思|頻りなる時に際してわれは市街の不潔をも嫌はず食料の高野豆腐凍菎蒻のみなるをも厭はずなほ長く従軍せんことを欲せしなり。
正岡子規 従軍紀事 青空文庫
お前様みたいな方は、若いうちも年取りなっても同じなんべえけど、己等みたいなものは、婆になったらはあ、もうこれだ、これだ。
宮本百合子 農村 青空文庫
木曾の山の中のことにして見たら、深い森林に住む野鳥を捕え、熊、鹿、猪などの野獣の肉を食い、谷間の土に巣をかける地蜂の子を賞美し、肴と言えば塩辛いさんまか、鰯か、一年に一度の塩鰤が膳につくのは年取りの祝いの時ぐらいにきまったものである。
第一部上 夜明け前 青空文庫
毎年の暮れに、郷里のほうから年取りに上京して、その時だけ私たちと一緒になる太郎よりも、次郎のほうが背はずっと高くなった。
島崎藤村 青空文庫
独りしょんぼりとして、太郎は家の前に立っていましたが、圃には去年取り残した野菜などが、新しく緑色の芽をふきましたので、それを見ながら細い道を歩いていました。
小川未明 金の輪 青空文庫
私は研究室で長年取り組んでいた放射線の障害を受けて白血病にかかってしまった。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
作例 · 標準
「もうすぐ年取りだね」と、誕生日の前日に祖母が嬉しそうに言った。
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昔は数え年だったから、正月が来るたびにみんな一斉に年取りをしたものだ。
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厄年の年取りは、いつも以上に慎重に過ごすべきだと地元の長老に教わった。
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2
標準
aging ceremony (on New Year's Eve or the last night of winter)
作例 · 標準
大晦日の晩、家族揃ってお膳を囲み、厳かに年取りの儀式を行った。
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この地域では、年取りの夜に食べる料理が決まっていて、代々受け継がれている。
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「さあ、これで無事に年取りが済んだ」と、父は安堵の表情で日本酒を煽った。
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