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溢れ出る

あふれでる
動詞-一段
1
標準
to overflow from something full
文例 · 用例
いひさしてお力は溢れ出る涙の止め難ければ紅ひの手巾かほに押當て其端を喰ひしめつゝ物いはぬ事小半時、坐には物の音もなく酒の香したひて寄りくる蚊のうなり聲のみ高く聞えぬ。
樋口一葉 にごりえ 青空文庫
いひさしてお力は溢れ出る涙の止め難ければ紅ひの手巾かほに押当てその端を喰ひしめつつ物いはぬ事|小半時、坐には物の音もなく酒の香したひて寄りくる蚊のうなり声のみ高く聞えぬ。
樋口一葉 にごりえ 青空文庫
その中からシャリアピンの悲しくも美しいバスのメロディーが溢れ出るのであった。
寺田寅彦 雑記帳より(2) 青空文庫
――シユウとあわが立つて、黒いしるの溢れ出るのを匙でかきまはす代ものである。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
今日の世相が書ける唯一の作家としての、武田さんの新しいスタイル――混乱期の作品らしいスタイル――「雪の話」の名人芸を打ち破って溢れ出るスタイルを待望していた。
織田作之助 武田麟太郎追悼 青空文庫
初め、赭顔・鬚面のその容貌を醜いと感じた俺も、次の瞬間には、彼の内から溢れ出るものに圧倒されて、容貌のことなど、すっかり忘れてしまった。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
二等よりもより雑然たる諸相の中から、湧き出る、溢れ出る、転がり出る、飛び出る、それらの如く、蠢々として、哀々として、莞爾として、突兀として、二人三人五人の青年たちがむくりむくりと起き上って来た。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
そこから溢れ出る暗い…………腥いにおいにすべては溺れ込んでゆく。
夢野久作 月蝕 青空文庫
作例 · 標準
溢れ出るについて考える必要があります。
この溢れ出るは非常に重要です。
溢れ出るの意味を理解することが大切です。
多くの人が溢れ出るについて知っています。
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