鮪
マグロ異読 まぐろ
名詞頻度ランク #32671 · 青空 273 例
標準
tuna (Thunnus spp.; esp. the Pacific bluefin)
文例 · 用例
あなたの御想像は、まあドンヂヤンドンヂヤンの大騷ぎで、大きなお皿に鯛のさしみやら鮪のさしみ、赤い着物を着た娘つ子の手踊り、さうしてやたらに金銀珊瑚綾錦のたぐひが、――」「まさか、」と浦島もさすがに少し不愉快さうな顏になり、「私はそれほど卑俗な男ではありません。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
鮪の中とろから始って、つめのつく煮ものの鮨になり、だんだんあっさりした青い鱗のさかなに進む。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
日本書紀第十六巻に記録された、太子が鮪という男に与えた歌にも「ない」が現われており、またその二十九巻には天武天皇のみ代における土佐国大地震とそれに伴なう土地陥没の記録がある。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
宿の主婦の育てていた貰い子で十歳くらいの男の子があったが、この子の父親は漁師である日|鮪漁に出たきり帰って来なかったという話であった。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
発動機船もなく天気予報の無線電信などもなかった時代に百マイルも沖へ出ての鮪漁は全くの命懸けの仕事であったに相違ない。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
店と言っても家構えがあるわけでなく鮪や鮫を売る問屋の端の板羽目の前を借りて庇を差出し、其の下にほんの取引きに必要なだけの見本を並べるのであった。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
鮪の刺身は※に出るによ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
そうすると、明くなって、巌に附着いた、皆の形が、顔も衣服も蒼黒くなって、あの、大な鮪が、巌に附着いておりますようで、打着ります浪の※が白くかかって見えました。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
作例 · 標準
築地の競りでは、一匹の鮪に驚くほどの高値がつくことがある。
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脂の乗った本鮪の大トロを口に入れると、一瞬でとろけて甘みが広がった。
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海洋資源を守るために、クロマグロの漁獲制限が国際的に議論されている。
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標準
dead fish (person who is unresponsive or passive during sex)
作例 · 標準
彼は見た目は派手だが、ベッドの上では全く反応がない鮪だと彼がこぼした。
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恋人に「鮪みたいでつまらない」と言われたことが、彼女の密かなトラウマになっている。
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お互いに能動的に楽しみたいのに、相手が鮪状態では雰囲気も台無しだ。
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標準
body of a person struck by a train
作例 · 標準
人身事故の現場で、鉄道員たちが「鮪」を収容するための袋を持って急行した。
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昔の鉄道隠語で、列車に跳ねられた遺体のことを鮪と呼んでいたらしい。
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凄惨な現場を目の当たりにした新米の駅員は、鮪という言葉の重みを知った。
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標準
person unconscious due to alcohol
作例 · 標準
飲み会で泥酔した友人が、店先で完全に鮪になって動かなくなった。
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介抱しようにも鮪状態の彼を運ぶのは一苦労で、タクシーに乗せるのもやっとだった。
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忘年会シーズンになると、駅のホームで鮪のように横たわる人々をよく見かける。
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