忠実やか
まめやか
形容動詞
標準
sincere
文例 · 用例
四三 その夜おそくまで岡はほんとうに忠実やかに貞世の病床に付き添って世話をしてくれた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
鮨というものの生む甲斐々々しいまめやかな雰囲気、そこへ人がいくら耽り込んでも、擾れるようなことはない。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
なか/\に今の人などより森羅万象に心をつくることまめやかにて、我等が思ひも寄らぬあたりのものをも歌の材として用ゐ居るなり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
測量部の測夫たちは多年こうした仕事に慣れ切っていて、一方では強力人夫の荒仕事もすると同時にまた一方ではまめやかな主婦のいとなみもするのである。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
五体を丹念に、まめやかに、正直に、使って行くところに、私たちの本当に授かる宝は取出されるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 とまめやかに言う。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
あなゆかし、ロレンゾか、鐘鳴らし、まめやかに安息の日を祝ぐは、あな楽し、真白なる羽をそろへ鴿のごと歌はまし、わが子らよ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
男は世にもまめやかに、心やさしくて、かなしき女の身の上になにくれとなき温情を寄するに似たり。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまめやかな心遣いができる人で、困っている人を見過ごさない。
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二人のまめやかな愛情が、困難な闘病生活を乗り越える力となった。
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手紙には、彼女のまめやかな人柄が表れる温かい言葉が並んでいた。
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