潰れ
つぶれ
名詞頻度ランク #12842 · 青空 31 例
標準
collapse
文例 · 用例
――「まあさうまで言はれるのに私が止めるわけにも行かないが、それやああなたの御志は立派だが、併しそれであなたの一生涯が潰れるつてことになると………私も………。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
その雨の中を漂ひながらいつだか消えてなくなつた、あの乳白の※嚢たち……今や黒い冬の夜をこめどしやぶりの雨が降つてゐて、わが母上の帯締めも雨水に流れ、潰れてしまひ、人の情けのかずかずも竟に蜜柑の色のみだつた?
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
その間、小さな紅の花が見えはするが、 それもやがては潰れてしまふ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
それで自然損害の一番ひどい局部だけを捜し歩いて、その写真を大きく紙面一杯に並べ立てるから、読者の受ける印象ではあたかも静岡全市並びに附近一帯が全部丸潰れになったような風に漠然と感ぜられるのである。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
静岡が丸潰れになるほどなら三島あたりでもこれほど無事なはずがなさそうに思われた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
御手洗の屋根も横倒しになって潰れている。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
この幼い子供達のうちには我家が潰れ、また焼かれ、親兄弟に死傷のあったようなのも居るであろうが、そういう子等がずっと大きくなって後に当時を想い出すとき、この閑寂で清涼な神社の境内のテントの下で蓄音機の童謡に聴惚れたあの若干時間の印象が相当鮮明に記憶に浮上がってくる事であろうと思われた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
」 見ると、その白い柔らかな岩の中から、大きな大きな青じろい獣の骨が、横に倒れて潰れたといふ風になって、半分以上堀り出されてゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
地震で家屋の潰れがひどく、住むことができない状態だ。
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株価の大暴落により、経済に大きな潰れが生じた。
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会社の経営悪化は、あっという間に潰れへと向かっていった。
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標準
break (on a printed line, letter, etc.)
作例 · 標準
印刷された文字に小さな潰れがあり、判読しにくい部分があった。
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古い雑誌なので、インクのにじみや文字の潰れが見られる。
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このフォントは細かすぎて、拡大すると文字の潰れが目立つ。
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