説き付ける
ときつける
動詞
標準
文例 · 用例
それでガリレオはローマへ行って親しく相手を説き付けるのが得策であると考えた。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
また主人が嫌がるのを説き付けるだけの勢力ある金兵衛なら、この血も涙もある男の、到底糊貼り衣裳なんかは売りはしまい。
— 「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 『我が圓朝研究』 青空文庫
翁が、日に増し気が変って来るにつれて、益々神とか、死とか、命とか、時とかいうような哲学上の問題を相手が分るにせよ、分らぬにせよ誰れ彼の区別なく顔を見る人に向って説き付けるようになった。
— 小川未明 『点』 青空文庫
詳しく説明すると却って小説見たいになるが、母も若くて健全であった頃には、斯ういう同情ある指導を実行する技能をもって居り、彼等は又愛して居りながら、何かの動機から強く激昂する習癖があったのを、夙く見抜いて巧みに説き付ける策を施したものと私は考えて居る。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
誰か親類の人に僕の方の賛成者があって両親に説いてくれるといいけれどもそんな人もなしね」小山「僕が君の御両親を知っているとあくまでも説付ける。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫