料理番
りょうりばん
名詞
標準
cook
文例 · 用例
またある猫は料理番が台所で居眠りをして火事を起しかけたのを主人に急報した。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
すなわち料理番が肉なり野菜なりを竈に仕かけて煮えるのを待っていると丁度よい時分には電気仕掛けのピアノが鳴り出す、その煮物に相応したような曲を奏するというのである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
そこで更に手をまわして探索すると、この仕出し屋の料理番をしている富蔵という小粋な若い奴が、高山の囲い者のお糸と出来合っていることを探り出しました。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
お徳の白状もあるのですから、すぐに宇三郎を召し捕ってもいいんですが、宇三郎という奴はなかなか食えない老爺らしいので、下手に当人を引き挙げて強情にシラを切っていられると面倒ですから、まず料理番の富蔵をおさえて、こいつの口から動かない証拠を挙げてしまおうと思ったんです。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
さて御料理番に折入つて、とやせむかくやせむと評議の上、一通の獻立を書附にして差上げたり。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
此通の獻立二人前、明日の晝食に拵ふるやう、料理番に申置くべし、何かと心遣ひいたさせたり、休息せよ」とて下げられたりける。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
日本食と洋食と別別に料理番も置いた。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
」 附髯をした料理番。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代、城の料理番は、毒見役も兼ねる重要な役職だった。
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彼は大家族の料理番として、毎日たくさんの食事を作るのに大忙しだ。
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「お、今日のまかないはカレーか!」「ああ、料理番の気まぐれスペシャルだ。たくさん食べろよ。」
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