臨本
りんぽん
名詞
標準
文例 · 用例
図画、臨本模写、考案画、写生画、模様画、それに綴り方に作文、昆虫標本、植物標本などもあった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
とにかく彼はその絵を描くに臨本というものを用いなかった。
— 国枝史郎 『北斎と幽霊』 青空文庫
」「出来不出来は臨本次第で、一たん筆を執った上は、私の儘にもなりません」「俺の武者振りが悪いというのか」「そう言うわけじゃございませんが、お気に召さないといけませんから、描くのは勘弁して下さい――死人や梟し首と並べて描いちゃ、第一気色が悪うございます」 芳年は縛られ乍らも、頑強にはね飛ばしました。
— 野村胡堂 『芳年写生帖』 青空文庫