手間を取る
てまをとる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to be detained
文例 · 用例
「手桶では持重りがして手間を取る、椀、椀、椀。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
「一番手間を取るのは、所謂十分間演説といふ奴で、あれを用意するには、正直なところ二週間はかゝりますよ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
柄にもない新生活なぞと言ってきても、つまりはよけいな憂目を妻子どもに見せるばかしだ」さりとて継母の提議に従って、山から材木を出すトロッコの後押しに出て、三十銭ずつの日手間を取る決心になったとして、それでいっさいが解決されるものとも、彼には考えられなかった。
— 葛西善蔵 『贋物』 青空文庫
おやおや、いつまで見物の行列は手間を取ることであろう。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
「未だ決心した次第でもないんだ」 と片岡君、今回は決心からして手間を取るようだった。
— 佐々木邦 『一年の計』 青空文庫
これが又手間を取る。
— 佐々木邦 『好人物』 青空文庫
こんなことは手間を取るといかんものだ。
— 長谷川伸 『瞼の母 二幕六場』 青空文庫
「人事課長も大分好意を持ってくれた」「私、これぐらい手間を取るようなら、好い方だろうと思っていましたの」「会社の中のことを種々と話してくれたから、採用してくれる積りかも知れない」「有望ね、それじゃ」「宗像さん初め幹部の人と相談して返事をくれるそうだ」「いつ?
— 佐々木邦 『秀才養子鑑』 青空文庫
作例 · 標準
彼の質問に答えるのに手間を取ってしまい、集合時間に遅れた。
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思わぬトラブルで手間を取り、出発が遅れた。
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申請手続きに手間を取らせてしまい、申し訳ありません。
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