常並
つねなみ
名詞
標準
文例 · 用例
丈は常並の人よりたかく、顔は猿に似て赤からず、眼大にして光りあり」という異獣であった。
— 中谷宇吉郎 『雪男』 青空文庫
寒からぬ程に」「食膳は」「魚類は、あがりませぬゆえ、その他は、世の常並に」「あの瓶の挿梅は、そちが致したか。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
常並の人の紵を績には唾液を用ふれども、ちゞみの紵績には茶碗やうの物に水をたくはひてこれをもちふ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
かくて娘四五日はなやみしがやがて常並の身になりけり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
頭の毛長く脊にたれたるが半はしろし、丈は常並の人よりたかく、顔は猿に似て赤からず、眼大にして光りあり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫