ムズムズ
ムズムズ異読 むずむず
動詞-サ変動詞-自動詞副詞
標準
to itch
文例 · 用例
暗い、暑い、息詰る、臭い、ムズムズする、悪ガスと、黴菌に充ちた、水夫室だった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
ちょうどその時に頭山先生は、腹の中でサナダ虫を湧かして、下剤を飲んでいたので、そいつが利いたと見えて待っているうちに尻の穴がムズムズして来た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そのうちに又、頭山先生のお尻の穴がムズムズして来たので、又手を突込んで引っぱると、今度は二寸ばかりの奴が切れ離れて来たヤツを、やはり眼の前の火鉢の縁へ、前の一片と並べておいた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
道路はその山の根方をグルリとまわって行くのであるが、その山を越えて一直線に行けば三分の一ぐらいの道程に過ぎない……と聞いた二人の心に又しても曲る事を好まぬ黒田武士の葉隠れ魂……もしくは玄洋社魂みたいなものがムズムズして来た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
その涙も、一分も経たない内に収まってしまうと、かの女は、姉に露骨にいってしまった晴々した幸福の方が、ムズムズ強くなった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
時々だれかの神経が少しさめると、そこにはその神経を待っていた多くの不快な刺激が、それをムズムズとくすぐるのだった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
波田はもうムズムズしていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
世間が『書生気質』や『妹と背鏡』や『小説神髄』を感嘆する幼稚さを呆れると同時に、文学上の野心が俄にムズムズして来た。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
花粉のせいで、鼻の奥がずっとムズムズしている。
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足の裏がムズムズして、靴下を脱いで掻きむしりたくなった。
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髪の毛が首筋に当たって、ムズムズして落ち着かない。
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標準
to be impatient
作例 · 標準
良いアイディアが浮かんだので、早く試したくてムズムズしている。
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彼は試合に出たくて、ベンチで体がムズムズしているようだった。
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秘密を知ってしまった彼女は、誰かに話したくてムズムズしている。
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