白毫
びゃくごう
名詞
標準
whorl of white hair on the forehead of the Buddha, represented by a white precious stone on statues of Buddha
文例 · 用例
それ等は丸味を帯びた広い額の白毫の光に反映せられ、反つて艶冶を増す為めか、或ひはそれ等の部分部分にことさら丹念に女人の情を潜ませてあるのか、兎に角、彼は今まで如何なる名匠の美人画にも単なる艶冶や嬌態を示したものに、これほど心を引かれたことはなかつた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
勢州四日市にて見たる美人三日|眼前にちらつきたるが其は額に黒痣ありてその位置に白毫を付なばと考えしなり。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
鷺は燃ゆ、白毫の明る眉間。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
墓地は銀杏の片かげり、また、白毫の濡れ仏。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
白毫の右左に、鏨で彫ったような十文字の疵があざやかに見えた。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
それから買った後の九十五体の観音はどうで焼けてしまうのだから、その玉眼と白毫(眉間に嵌めてある宝玉、水晶で作ったもの)が勿体ない。
— 蠑螺堂百観音の成り行き 『幕末維新懐古談』 青空文庫
「その時、仏、眉間白毫相の光を放ちて、東方万八千の世界を照らしたもうに、周遍せざることなし。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
若も命中して、悪僧の眉間に白毫を刻する如く突立った。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
作例 · 標準
大仏の額には、白毫と呼ばれる白い玉がはめ込まれている。
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仏像の白毫は、仏の智慧と慈悲を象徴している。
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白毫から放たれる光は、衆生を救済する仏の光であると信じられている。
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