パードレ
パードレ異読 パーデレ
名詞
標準
padre
文例 · 用例
「出発の朝パードレ様の仰有せられたお言葉が耳にきこえてゐます。
— 坂口安吾 『わが血を追ふ人々』 青空文庫
行長はその斬罪の最後の日に到るまで極めて誠実なる切支丹で、秀吉の禁教令後は追放のパードレを自領の天草に保護して布教に当らせ、秀吉と切支丹教徒の中間に立つて斡旋につとめ、自らの切支丹たることをついぞ韜晦したことがなかつた。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
彼はパードレに向つて、自分は切支丹であるために太閤の機嫌をそこね、昇進もおくれ禄高も少い、と言つて、暗に切支丹を韜晦する自分の立場を合理化し、一方に禅に帰依して太閤の前をつくろつてゐた。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
潜入した神父はヨーロッパ人も多いけれども、日本の学林で一応の教義を学んだ後に国外へ脱走して、マニラやマカオで更に勉強し、修道士(当時これをイルマンという)とか、司祭(つまり神父、パードレである。
— 長崎チャンポン――九州の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
伴天連はパードレ、神父の意。
— 長崎チャンポン――九州の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
作例 · 標準
教会のパードレが、温かい言葉で人々を励ましていた。
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物語の中で、パードレは村人たちの精神的な支えとなっていた。
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幼い頃、私はパードレに聖書の読み聞かせをしてもらうのが好きだった。
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