来寓
らい寓
名詞
標準
文例 · 用例
その頃故エドウィン・アーノルドが東京に来寓し、種々筆した内に「初め冗談中頃義理よ、今じゃ互いの実と実」てふ都々逸を賞めて訳出した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
この歌には、何処かにしんみりとしたところがあるので、古来寓意説があり、徒らに大望を懐いて失脚したことなどを寓したというのであるが、この歌には、鼠の事を詠み給うた歌として受納れて味うべきである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
宋時代に、支那の沿岸諸港に來寓した蕃商即ち外國商人は、主としてイスラム教徒と見え、決して豚肉を食用せぬ。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
波斯婦とは、當時蕃坊に來寓したイスラム教徒は、多く波斯灣附近の商人であつた故と想像される。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
五代の時南漢主劉※が波斯女を寵愛して政事を荒廢したのは、恐らく當時廣州に來寓した波斯女を後宮に納れた者であらう。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫