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塗す

まぶす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
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標準
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文例 · 用例
夫れ藪医術とは外科の医術を言ふなり、而して其の外科たるは、人間の病原を探りて後に其治術を講究するにあらずして、外部に表はれたる病象の一部分を見て、直に膏薬を塗するに留まるなり。
北村透谷 頑執妄排の弊 青空文庫
それにも拘らず、私はあなたが默つてしまへばしまふ程、その場を糊塗する心から、或はあなたのさうした思をAの前に隱さうとする心から、(私にはなぜかあなたのさういふ氣質をあの人に知られるのがしいやうな氣がしたのです。
――ある妻の手紙―― 青空文庫
現在を糊塗する爲めの假面を有つといふ意味での理想家であつた。
片上伸 生みの力 青空文庫
同時に堪え難い空腹に襲われかけている事に気が付いたので、傍に落ちていた帯を締め直すや否や、右手を伸ばして、生温かい牛乳の瓶を握りつつ、左手でバタを塗すくった焼|麺麭を掴んでガツガツと喰いはじめた。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
斯くて大衆文学は、民衆に、一時を糊塗する自慰自藉の糧を供給するだけであり、その感情的自涜行為を行わせるだけであり、その生活的痲痺剤を与えるだけである。
豊島与志雄 異邦人の意欲 青空文庫
また資本家も官憲も姑息な圧制手段や温情的方法を以て一時を糊塗することが出来なくなりました。
与謝野晶子 階級闘争の彼方へ 青空文庫
それでね、手柄だったら奪い合いをするんだけれども、そんな嫌な事は塗すくり合って、どっちからも検視が下りないんですってさ。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
征伐すべきものも、鎭壓すべきものも、すべて妥協によつて一時を糊塗するから、不安の原因は何時までも根絶せぬ。
桑原隲蔵 支那人の妥協性と猜疑心 青空文庫
作例 · 標準
お餅にたっぷりときな粉を塗して食べるのが、子供の頃からの定番だ。
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揚げたてのドーナツに、シナモンシュガーを万遍なく塗した
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鶏肉に片栗粉を塗してから揚げると、外はカリッと仕上がる。
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塗す(まぶす) — 幻辞.com