鬼仏
きぶつ
名詞
標準
文例 · 用例
鬼仏洞は、ここから、揚子江を七十キロほど遡った、江岸の○○にある奇妙な仏像陳列館であった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
まず差当りの仕事は、鬼仏洞の見取図を出して秘密の部屋割を暗記することだった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
それから三日がかりで、彼女はようやく鬼仏洞の部屋割を、宙で憶えてしまった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
これならもう、鬼仏洞を見に入っても、抜かるようなことはあるまいという自信がついた。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
(今の話は、あれはどうしても、鬼仏洞の話にちがいない。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
――もし鬼仏洞の話じゃなかったとしても、どうせ元々だ) 三千子の心は、既に決った。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
彼女は、南京豆売りの少年が、なぜそんなことを彼女に囁いたのかについて考えている余裕もなく、街を横切ると、鬼仏洞のある坂道をのぼり始めたのであった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
長身の案内者 見るからに、妖魔の棲んでいそうな古い煉瓦建の鬼仏洞の入口についたのが、四時十五分過ぎであった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫