敬天
けいてん
名詞
標準
文例 · 用例
周官に見えてゐる史・祝・巫の類は、漸く名を存して實を失ふやうになり、後に至りて所謂道教の起るに及び、皆其等の實は所謂道士の手に收められ、名山大川も道士の手に委ねられ、敬天の職掌も道士の取るところとなり、前古の史巫の事はすべて道教の中に流れ込んで了つたのである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
隨時禮拜以敬天而祝延聖壽之有地矣。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫
二一 道は天地自然の道なるゆゑ、講學の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
それによれば、孔子以前の時代には宗教も道徳も政治もすべて敬天を中心として行なわれた。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
中野が、西郷の「敬天愛人」という言葉に感激し、大塩平八郎に傾倒したと同じように、雲井竜雄もまた、彼の思想の発展的径路に同じ方向をたどっている。
— ――主観的な覚え書き 『叛骨・中野正剛』 青空文庫
彼の「敬天愛人」の文には、妙味があるけれども、その行動とは、まつたく合つていない。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
遺された教育課程の中には、やや専門的な課目の名前もまじっているが、淡窓先生の真面目は漢詩人であって、その教育の大本は、敬天を主眼とした人間教育であった。
— 中谷宇吉郎 『淡窓先生の教育』 青空文庫
ウィキペディア
敬天 は、日本の劇作家、演出家。元OSK日本歌劇団娘役。奈良県出身。OSK時代の芸名は恋香うつる(こいか-)。那月峻主宰の歌劇★ビジューの上演作品を中心に、独自性溢れる歌劇を手掛けた。
出典: 敬天 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0