気に病む
きにやむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to worry (about)
文例 · 用例
野心があるから、孤独なんて事を気に病むので、他の世界の事なんかてんで問題にしてなかつたら、百年千年ひとりでゐたつて楽なものです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」「その件は気に病む必要ありません。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
それをまた例の福本日南が、頭の禿に触られでもしたかのやうに博士に喰つてかゝつて、往時の事を疝気に病むよりは、寧そ博士の育てた高等遊民の救済法でも考へたがよからうと口を尖らせた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
気の小さな浅之丞は、死様のむごたらしさを甚く気に病むでゐたが、その翌る日から自分の腹のなかで猫の啼き声がすると言ひ出した。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
あなたが、自分は解放運動のために働くしか生きるに道がないと信じ、良人の考えは変らず、離婚するしかないと分れば嫁入り前の妹のことを気に病むなどということもないでしょう。
— 宮本百合子 『「我らの誌上相談」』 青空文庫
だるくなって歩くのも、仕事をするのも気が向かない時でも何も気に病む事はないのである。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
それを気に病むことがなかつたのである。
— 坂口安吾 『孤独閑談』 青空文庫
先日も冗談音楽の主題歌をうたっているのをふと聞いたが、なるほどワンマン政府がラジオを気に病むのは自然だなと思ったのである。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
作例 · 標準
「あんな酔っ払いの絡みなんて、いちいち気に病む必要はないよ。早く忘れて寝ちゃいな。」
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自分の不用意な発言が友人を傷つけてしまったのではないかと、彼女は夜通し気に病んでいた。
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チームの成績不振を一人で気に病んでいたキャプテンは、ついにストレスで体調を崩してしまった。
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「あまり気に病みすぎると、せっかくの料理が不味くなりますよ。まずは食べましょう。」
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