薬袋紙
やくたいし
名詞
標準
yakutaishi
文例 · 用例
板目紙を札の形にたつて、茶色の薬袋紙で裏打ちをした。
— 牧野信一 『昔の歌留多』 青空文庫
彼は予め太田医院の薬袋紙と外袋とを手に入れ、それには一見区別の出来ないように、それ/″\記入をして、その包紙の中には毒薬を入れ、千鶴の持っているのと同じ風呂敷を用意して、機会を待ち構えているのだった。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
薬袋紙を表紙に茶半紙二三帖を綴ぢた製本の体裁から本文の書体、悉くわたくしの原本と同一で、しかも驚くべきは巻首と巻末とに捺してある印までが原本のものに似せてあることであつた。
— 永井荷風 『来訪者』 青空文庫
それを包む紙を「薬袋紙」と呼びます。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
中でも「たゝきこみ」や「本高熊」がよく、又紅柄染の薬袋紙にも特色を見た。
— 柳宗悦 『和紙十年』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの薬袋紙は、独特の質感がある。
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薬袋紙は、湿気に強く、破れにくいのが特徴だ。
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薬袋紙で作られた小箱は、古風で趣がある。
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