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国禁

こっきん
名詞
1
標準
state prohibition
文例 · 用例
この長い年月に亙っての、宣教師を始めとした熱烈な伝道は、国禁を忍んで秘かに帰依する幾多の信徒をつくった。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
この年の夏彼等は人心の動揺に乗じて、「慶長の頃天草|上津浦の一|伴天連が、国禁によって国外へ追放された時の遺言に、今より後二十六年、天帝天をして東西の雲を焦さしめ、地をして不時の花を咲かしめるであろう。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
鉄は金銀と異なり、わずかな分量では利得にならぬと聞いたが、頃日米国禁鉄となってから、一粒の鉄砂も麁末にならぬような話を承る、ふとした事から多大の国益が拡がった例多ければ、妓家の黒壁が邦家の慶事を啓かぬにも限らぬと存じ、本誌紙面を藉りてその筋の注意を惹き置く。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
二千や三千の金なら、何時でも耳が揃えられるんです」「外国渡航に就ては、国禁も有り、吉田松陰の失敗もあり、併し追々は渡行出来ようで、是非一度は外国に渡り、見聞を弘くし、又砲術なども授って参りたいで、是非姉御の力を借らねば成らぬ故、必ず此方へ戻って来る」「それに最一つ私は念を押して置きますよ。
江見水蔭 死剣と生縄 青空文庫
……柳仙が国禁の絵を描いている事はトックの昔から睨んでいた。
夢野久作 二重心臓 青空文庫
謙恭温容の君子であったので、妻子家臣の悲嘆は殆ど言語に絶したもので、征矢野孫兵衛、村上右門、知遇を受けた此両人などは、当時の国禁を窃に破って追腹を切った程である。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
家康も漸次迫害を見せはじめて、先づ直参の切支丹を追放し(一六一二年)大奥に仕へてゐたジュリヤおたあを島流しにしたが、外国教師の大追放を行ひ、切支丹を国禁するに至つたのは一六一四年のことであつた。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
家康はオランダとの通商開始後、切支丹を断圧しても貿易は可能であるとの確信をもつに至つたので、切支丹は国土を奪ふ手段であるとの口実を得て禁教を決意、一六一四年一月二十八日、切支丹国禁、外国教師追放を発令。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
作例 · 標準
その国では、特定の宗教活動が国禁とされていた。
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彼は国禁を破った罪で逮捕され、厳しく罰せられた。
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昔の日本では、海外渡航が国禁だった時代がある。
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