救済法
きゅうさいほう
名詞
標準
文例 · 用例
これに対しては出来るだけの応急救済法を講じなければならないことは勿論であるが、同時にまた将来いつかは必ず何度となく再起するにきまっているこの凶変に備えるような根本的研究とそれに対する施設を、この機会に着手することが更に一層必要であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
それをまた例の福本日南が、頭の禿に触られでもしたかのやうに博士に喰つてかゝつて、往時の事を疝気に病むよりは、寧そ博士の育てた高等遊民の救済法でも考へたがよからうと口を尖らせた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
黄金は土芥か宝珠か いろいろ経済的救済法あるいは社会改良法など区々に行われているが、なお最後の解決よりははるかに隔っておることは誰しも感ずることである。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
それに対する唯一の救済法は、各家庭のそれと同じく、厳格な節約、きびしいスパルタ式以上の生活の簡素と志操の高揚とにある。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
養育院、感化院、孤児院、慈善会、出獄者保護会、安価食物供給所、無銭宿泊所、労働者養老金、貧困者慰問其他種々の救済法は皆この類である。
— 丘浅次郎 『人類の将来』 青空文庫
人類の過去に鑑み将来を慮れば、前に挙げた如き諸種の救済法は何れも今後益々奨励して出来得る限り協力一致の精神を失はぬやうに努めねばならぬ。
— 丘浅次郎 『人類の将来』 青空文庫
友人救済法、病気療養法、ボーナス隠匿法、俸給改造法、貯金帳紛失法……井上 皆の参考の為め、順次説明してやり給え。
— 佐々木邦 『秀才養子鑑』 青空文庫