狐の嫁入り
きつねのよめいり
表現名詞
標準
rain shower while the sun shines
文例 · 用例
「狐の嫁入り、婿さん居ない。
— 太宰治 『玩具』 青空文庫
狐の嫁入りだから直ぐやむだらうと暫らく待つてゐたが、なかなかやみさうになく、本降りになつた。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
思うに狐の嫁入りは鼠の後なるべし」と記す。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
そして雨のしょぼしょぼと降る晩には、遠くの向うの方に、狐の嫁入りというのが見えた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
この狐の嫁入りについては、あとで、次のような伝説をきいた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
陽光がさしてゐて薄い雨が降ると、狐の嫁入りだ、狐の嫁入りだと、なんのわけか知らないが、子供たちは地べたに腹んばひになつて、地上を透して見ようとした。
— 長谷川時雨 『春宵戲語』 青空文庫
× ある日わたしは、大和の人に日向雨が降ると、狐の嫁入りといふかときいた。
— 長谷川時雨 『春宵戲語』 青空文庫
「富士百景」「狐の嫁入り」「百人一首絵物語」「北斎漫画」「朝鮮征伐」「庭訓往来」「北斎画譜」――いずれも充分芸術的でそうして非常に独創的であった。
— 国枝史郎 『北斎と幽霊』 青空文庫
作例 · 標準
「あ、晴れてるのに雨が降ってきた。狐の嫁入りかな。」
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急に降り出したけど、狐の嫁入りだしすぐに止むだろう。
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「わあ、見て!狐の嫁入りだ。向こうの方は青空なのに不思議だね。」
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狐の嫁入りに出くわすと、なんだか神隠しにでも遭いそうな気分になる。
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標準
procession of will-o'-the-wisps seen at night
作例 · 標準
「昔はこの山でも、提灯を連ねた狐の嫁入りが見えたっていう伝説があるんだよ。」
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真夜中に怪しい火が並んで動くのを、村の人は狐の嫁入りと呼んで恐れた。
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おじいちゃんから聞いた狐の嫁入りの実体験は、子供心にすごく怖かったな。
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山道を歩いていると、遠くの尾根に狐の嫁入りらしき光の列が見えて思わず足が止まった。
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