幻を追う
まぼろしをおう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to pursue an illusion
文例 · 用例
自殺とのことを聞いて、全身を震わして泣いたが、中途で泣きやんで、幻を追うような様子に変った。
— 豊島与志雄 『父の形見』 青空文庫
病室に行くと、啓介は逃げてゆく幻を追うように、天井の隅を見つめていた。
— 豊島与志雄 『二つの途』 青空文庫
だのにあなたは、幻を追うのがご商売なのね。
— ДЯДЯ ВАНЯ 『ワーニャ伯父さん』 青空文庫
藤三は夢幻を追う思いで、今、彼の視野から消えた女体を、もう一度、網膜に描いた。
— 富田常雄 『刺青』 青空文庫
ねえ、あなた、何とかそれを確める手だてはないものでございましょうか」 夫人はなき愛嬢の幻を追う様な目をして、夫の智恵に縋るのであった。
— 江戸川乱歩 『恐怖王』 青空文庫
作例 · 標準
彼は実現不可能な理想を掲げ、生涯幻を追い続けた。
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「いつまでも幻を追っていないで、現実を見なさい」と叱られた。
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若き日の情熱は、時として幻を追う無謀さを伴うものだ。
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