寝汚い
いぎたない
形容詞
標準
sound asleep
文例 · 用例
手拭を顔に掛けたり、外套をかぶつたりしてゐるそのいぎたない風景の上に、電燈は明々と明つて、幾つもの仕切板の角々のあのラックの光沢に反射してゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
塔から塔へ架け廊の朱塗の欄干に干し忘れた夜着布団のいぎたないメリンス模様。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
毎夜のことなので、石工たちも警戒の目を緩めたと見え、丑に近い頃に何人もいぎたない眠りに入っていた。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
成経と康頼とが、横になっているいぎたない様子を見ていると、俊寛は意地にもその真似をする気にはなれなかった。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
彼は感じ深い面持で、そのいぎたない風情を眺めた。
— 里村欣三 『放浪の宿』 青空文庫
そして又、異様な寝息に気がついて、じーと眼を据えて見ると、驚ろくべきことには、あの白藤鷺太郎に山鹿との交際を厳禁し、財産管理までしてしまった叔父の田母沢源助のいぎたない豚のような寝姿が、つい先きの寝台の上に、ころがっていたのだ。
— 蘭郁二郎 『鱗粉』 青空文庫
内庭は荷馬車が一杯で、立錐の余地もなく、納屋のわきや、秣槽のなかや、玄関などには、からだをくの字型に曲げたり、ふんぞり返つたりした、いぎたない連中が、まるで蟒のやうな大鼾をかいてゐた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
度すべからざるはウスノロ改めマドロス氏で、今以ていぎたない酔睡から覚めやらず、長椅子にフンゾリ返った無遠慮千万の行状です。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
標準
untidy
作例 · 標準
彼は寝相が悪く、朝起きると布団がいつも寝汚い。
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子供が寝汚くて、朝にはいつもシーツが乱れている。
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「うわ、寝汚かったみたいで、髪がボサボサだよ!」
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「ねえ、自分のベッドくらい片付けてくれない? すごく寝汚いよ。」
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