方印
ほういん
名詞
標準
文例 · 用例
一方印刷本で不便なのは、複製だ。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
その四十二 東堂が質に入れたのは、銅仏|一躯と六方印一顆とであった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
六方印は六面に彫刻した遊印である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
また六方印は中井敬所の有に帰していたそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
然るに最後に殘つた一人の孫息子は東の方印度洋上で死んでしまふ。
— 「氷島の漁夫」について 『氷島の漁夫』 青空文庫
晩方印刷所から校正刷を持つた小僧が来た時には、プラトンは少しも見ずに、どの紙にも認可と書いて渡した。
— オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 『板ばさみ』 青空文庫
だがそのときには私の第一分冊は全く稿を了え、かつ大方印刷をもおえていたし、またその理論の概要はパリの精神学及び政治学学士院に報告せられ、解説せられていたのである(三)。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
今日に於ても、尚、南方印度の民間に、同種の説話あり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫