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通用口

つうようぐち
名詞
1
標準
side entrance
文例 · 用例
五 鷺太郎は、サナトリウムの通用口から這入って、医局の廊下を通ろうとすると、こんな夜更けだというのに、まだ電燈があかあかと点けられ、何か話しごえがしていた。
蘭郁二郎 鱗粉 青空文庫
三人は、いくらかいつもより気をつかってきちんと帯をしめた身じまいよい胸元へ、きつく弁当箱をつつんだ風呂敷包みをかかえて、日和の歯音を立てながら通用口から外へ出た。
宮本百合子 道づれ 青空文庫
傍の通用口を入ると花崗岩を敷きつめた路が両側の桜の樹の下を通じている。
地に潜むもの 地上 青空文庫
お高は、磯五に案内されて、横手の通用口からはいって行って、すぐに、奥まった一間に通された。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
やがて、かけもどってきたおやじは、手に大きな肉切包丁をぶらさげ、心配そうに、「庭の木戸も通用口のドアも、みんなしめるのをわすれていたんだ。
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 透明人間 青空文庫
それが見えたのはチャールズの部屋の方角で、人影たちは箱を通用口のところまで運んでいった。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫
台処の通用口は玄関とまるで関係なく建物の横手から全階に通じていて、雇人たちの住むのは建物の頂上の半屋根うらの一階ときまっている。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
栗林をぬけて行く近道を、足も宙に走りつづけて、横の通用口から裏庭へ入った祐吉、ばったり下男の銀作に会ったので、「伯父さんは客間かい」 と訊く、――銀作はぽかんとして、「否え、さっき京太郎様と御一緒に、馬車で釣にいらっしただよ」「え?
山本周五郎 天狗岩の殺人魔 青空文庫
作例 · 標準
従業員は通用口から出入りする。
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通用口は建物の裏側にあります。
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納品業者は通用口を利用してください。
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