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こちゃこちゃ

こちゃこちゃ異読 コチャコチャ
副詞副詞-と動詞-サ変
1
標準
cramming in (many small things)
文例 · 用例
表通りは名高い大きな書店や、文房具屋や、支那料理などの目貫の商店街であったが、一歩横町へ入ると、モダアニズムの安価な一般化の現われとして、こちゃこちゃした安普請のカフエやサロンがぎっちり軒を並ベ、あっちからもこっちからも騒々しいジャズの旋律が流れて来るのだった。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
火鉢、鍋、茶碗、棚、飲料、果物、匙やナイフさえ幾色か、こちゃこちゃ持ち込まれてあった。
徳田秋声 青空文庫
茶の室へ出てみると、母親は台所でこちゃこちゃ働いていた。
徳田秋声 青空文庫
すんなり枝を延ばし梢高く、樹肌がすべすべで薄紅のに、こちゃこちゃこちゃこちゃとかたまって濃緑、臙脂、ぱっとした茶色などの混った若芽が芽ばえ出している。
宮本百合子 九州の東海岸 青空文庫
弱い弱い視力を凝らして、堅い字を、罫紙にならべて行くうちに眉間が劇しく痛んで、疲れのために、字のかくは離れ離れになり、字と字の間から、種々なまぼしい光線が出て、こちゃこちゃに入り混って、到底見分けて居られなくなった。
宮本百合子 栄蔵の死 青空文庫
バスに一区のって山門の石の標が見えるところへ来ると、左手の広い畑の面に一ヵ所こちゃこちゃ色とりどりの人間のかたまりがある。
一九三七年(昭和十二年) 獄中への手紙 青空文庫
今は朝顔の鉢が沢山あります、おじさまの御秘蔵であったシャボテンのこちゃこちゃした小さい鉢はやっぱり棚の上や庭にあります。
一九三八年(昭和十三年) 獄中への手紙 青空文庫
私のような人間におそらく分らないほど意味あることらしくて、やがて窓口は変りもうこちゃこちゃしたところへは出て来ないようなことになるらしい風です。
一九四三年(昭和十八年) 獄中への手紙 青空文庫
作例 · 標準
小さな部屋に家具が「こちゃこちゃ」と置かれていて、歩くスペースもなかった。
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彼の机の上は、書類や文房具が「こちゃこちゃ」と散乱していた。
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バッグの中に、旅行の持ち物が「こちゃこちゃ」と詰め込まれている。
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こちゃこちゃ(こちゃこちゃ) — 幻辞.com