座具
ざぐ
名詞
標準
文例 · 用例
一同座具を延べて三拝する。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
(列の人々一拝し、おのおの座具の上に座を占める。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
(唱え終り、座具を修め、威儀を整えて退場。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
(阿難座具を展べ釈尊に三拝し、娘の手を執り悠々と僧等の前を過ぎて退場。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
列座具通の幽愁の諷誦が、既に意識せられて居た抒情発想の烈しさを静め、普遍の誇張から、自己の観照に向はせて居た。
— 万葉集以後の歌風の見わたし 『短歌本質成立の時代』 青空文庫
また、知客が迎えたとき、禅家の作法もよくわきまえぬものか、たずさえている香具、座具、袈裟などの使い方にも、まごまごしおった」「ていよく、お断りあったほうが、当山のためかと存じますが」 衆口|紛々である。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫