流れを汲む
ながれをくむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to be descended from
文例 · 用例
單に『悔改めよ』と叫ぶこと、幾千萬年なるも、若しその生活の状態を變じて衣食を足らしむるに非ずんば、其|相喰み、相搏つ、依然として今日の如けんのみ)これは唯物史觀の流れを汲む人々の口から、當然出ねばならぬ言葉であつた。
— 石川啄木 『トルストイ翁論文』 青空文庫
墨子の流れを汲む世界的愛他主義が流行るかと思えば一方楊朱の一派は個人主義的享楽主義を高唱した。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
もしあんな頭のいい人が一度でも埃及へ行ってスフィンクスを見ましたならば、あんな説法の仕方をしなかったであろう、その流れを汲む人々が今日になってあんなに進化論と喧嘩をしなくてもよかったろうにと、今更遺憾に堪えませぬ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
何でもその頃は、芭蕉の流れを汲むものが、奥の細道を辿るのは、エルサレムの宮殿、近代の学者たちの洋行で、奥州めぐりを済まさないと、一人前の宗匠とは言われない。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
松下通信工業はこの重苦しいムードの中で、学校市場向けにPanaCAL ETと名付けたBTRONの流れを汲むマシンの発売にこぎ付けた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
殊にダーウィン、スペンサー等の英国進化論を専ら研究したが、本来ヘーゲルの流れを汲む露国の思想に養われていたから、到底これらの唯物論だけでは満足出来ないで、終にコントに走って爰に初めて一道の曙光に接する感があった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
ましてや独眼竜将軍の流れを汲む者が、そのようにせせこましゅうしてどうなるものぞ。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
洲先は頼朝が石橋山の軍に負けて、安房へ落ちて来たときに初めて上陸したところで、おなじ源氏の流れを汲む里見の家では日ごろ尊崇している神社であるから、庄兵衛がそれに参詣して主家の安泰を祈るのは無理もないことであった。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
彼は代々続く芸術家の家系の流れを汲む人物だ。
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この建築様式は、古代ローマの伝統的な流れを汲んでいる。
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その学派は、師の教えの流れを汲みながらも独自の発展を遂げた。
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