熱湯
ねっとう
名詞頻度ランク #23606 · 青空 339 例
標準
boiling water
文例 · 用例
しかしいつか赤ん坊をいきなり盥の熱湯に入れて、大火傷をさせた女の話を聞いたことがある。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
この変化は必ずしも低温の方向に起らなくてもいいということは、暑中熱湯を浴びる実験からも分ると思う。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
それにしてはあまりに貧弱な露店のような台ではあるが、しかし熱海の間歇泉から噴出する熱湯は方尺にも足りない穴から一昼夜わずかに二回しかも毎回数十分出るだけであれだけの温泉宿の湯槽を満たしている事を考えればこれも不思議ではないかもしれない。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
熱湯は咽喉の熱さを我慢すればどうやら嚥み下す事が出来ます。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
」 と突然どんつくの諸膚を脱いだ勢で、引込んだと思ふと、髯がうめ方の面當なり、腕の扱きに機關を掛けて、爰を先途と熱湯を注ぎ込む、揉込む、三助が意氣湯煙を立てて、殺氣朦々として天を蔽へば、湯船は瞬く間に、湯玉を飛ばして、揚場まで響渡る。
— 泉鏡太郎 『錢湯』 青空文庫
こんな訳だから、ほんとうに豚を可哀そうと思うなら、そうっと怒らせないように、うまいものをたべさせて置いて、にわかに熱湯にでもたたき込んでしまうがいい、豚は大悦びだ、くるっと毛まで剥けてしまう。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
気のせいか、熱湯を引いてあります土間を踏むと、足の裏が焦げますようなり、魚見岬へ水柱が立ったといえば、誰が乗るともなく、船がずんずん漕ぎ出して行く、影法師が見えるといいます。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
まるで、黒雲の中から白い猪が火を噴いて飛蒐る勢で、お藻代さんの、恍惚したその寝顔へ、蓋も飛んで、仰向けに、熱湯が、血ですか、蒼い鬼火でしょうか、玉をやけば紫でしょうか……ばっと煮えた湯気が立ったでしょう。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
作例 · 標準
カップラーメンに熱湯を注ぎ、3分待つ。
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熱湯消毒をして、食器を清潔に保つ。
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危ない!熱湯だから触らないでね。
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