大試合
おおしあい異読 だいしあい
名詞
標準
big match
文例 · 用例
ことしの十一月に、シャモの大試合があって、その試合に全部出場させるつもりで、ただいま訓練中なんだが、ぶざまな負けかたをしたやつだけをひねりつぶして食うつもりだ。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
去年の大試合に拝領した藩公の賞美刀、波の平行安の斬味見たさもあった。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
行く事一時間にして、とある立派な城に着いた、城は朝日に輝いて、城樓の上には色樣々の五十の楯が掛け連なつてる、之れは翌日大試合が(a great tournament)ある筈であつたから。
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
そういう次第で、いろいろと時の大勝負、大試合を見物した中で、一ツだけ二度と見ることができそうもない珍勝負があった。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
それにしても前夜の乱酔から升田の七転八倒に至るまで、賑やかなことこの上もない対局で、また盤側にはテンヤワンヤのゲリラ隊あり、ケンラン無比の大試合であったと云えよう。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
いいか、その二つの刀とこの娘はナ、去年の秋の大試合におれが一の勝をとって、ともに賞としてもらい受けたのだ、とっくにおれのものなのだ」 豆太郎は、口をひらかない。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
どんなスポーツであれ、自分のやったことのないスポーツですら、およそ大試合はたいがい見物に行った。
— 坂口安吾 『世に出るまで』 青空文庫
」 竜之助の問いかけたのを待って、「今日、兄を差置き折入ってお願いに上りましたは」 歳にはませた口上ぶりで、「ほかでもござりませぬ、五日の日の御岳山の大試合のことにつきまして……」 竜之助もいま帰って、その組状を見たばかりのところでした。
— 甲源一刀流の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句