あしらい
あしらい
名詞
標準
treatment
文例 · 用例
嘉門次はふと草原を切り靡けたような、路のあるのを見出して、太い短かい杖で、猪独活をあしらいながら、「熊が通った路だあ」と言った、草はよほどの重量を、載せたように、右に左に押し倒されて、その凹んだ痕が、峰の方へ、斜に切って、するすると登って行く。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
室ごとに請わるるままに、金剛杖に焼印を押すが、不二の象形の下に、合目や岳の名を書いたり、不二形の左右に雲をあしらい、御来光と大書して、下に海抜三千二百何メートルと註してあったり、富士とうずまく雲を下に寄せて、その上に万年雪の詠句を題したものなど、通俗的の意匠が施されている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ギャルソンの客あしらいに多少の薄情さはあっても、それがいつも芝居の舞台のように陽気に客を吹き流して行くロン・ポアンの店が、妙に春に似合う。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
洋盃へついで果物をあしらい盆にのせる。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
婦人はよくよくあしらいかねたか、盗むように私を見てさっと顔を赭らめて初心らしい、そんな質ではあるまいに、羞かしげに膝なる手拭の端を口にあてた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
ようやくいましめはゆるされたれど、なお心の狂いたるものとしてわれをあしらいぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
冷い挽割飯と、大根ッ葉の味噌汁と、塩辛く煮た車輪麩と、何だか正体の分らぬ山草の塩漬の香の物ときりで、膳こそは創だらけにせよ黒塗の宗和膳とかいう奴で、御客あしらいではあるが、箸は黄色な下等の漆ぬりの竹箸で、気持の悪いものであった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
正月の客あしらいかたがたどこからか借りて来たので、私が来たら聞かせようと言って待っていたとの事であった。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
作例 · 標準
顧客へのあしらいが重要なサービス業の技術。
その店員の丁寧なあしらいに感心した。
営業のあしらいが上手い人がいる。
医療現場での患者への適切なあしらいが大切。
標準
arrangement
作例 · 標準
顧客へのあしらいが重要なサービス業の技術。
その店員の丁寧なあしらいに感心した。
営業のあしらいが上手い人がいる。
医療現場での患者への適切なあしらいが大切。
標準
musical accompaniment (in noh)
作例 · 標準
顧客へのあしらいが重要なサービス業の技術。
その店員の丁寧なあしらいに感心した。
営業のあしらいが上手い人がいる。
医療現場での患者への適切なあしらいが大切。