炊いたん
たいたん
名詞
標準
nimono
文例 · 用例
苦うてただ炊いたんぢや食へやしません。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
まぜごはんは食が進むと思って、今日は余計に炊いたんですけれど、この通りですわ。
— 水上滝太郎 『果樹』 青空文庫
「太郎さんのお母さん、今日は味噌汁炊いたんよ、うまげなかざがするがい。
— 壺井栄 『大根の葉』 青空文庫
昨日あたしが炊いたんだから、今日は譲治さんが炊いてもいいわ」「じゃ仕方がない、炊いてやろうか。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
……あ、いけない、追いせまって来た」「え、本当で、そいつア偉い、へえ、あいつをはたいたんで、偉いなあ、大できだ!
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
ここでモルモットが1ぴき手をぱちぱちとたたいたんだけど、ひかえていたやつらにたちまち取りおさえられてね。
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
ぼうや、舌をお出しとか、いい子だからねとかなんでもなにかしたいたんびに、『ああ、おしよ』と言ってくれる。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
そうして「おや、タッジオ、きみもやっぱりまたいたんだねえ。
— DER TOD IN VENEDIG 『ヴェニスに死す』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕食は、母が作った肉じゃが、いわゆる「炊いたん」だ。
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関西では、煮物を「炊いたん」と呼ぶことがある。
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「おばあちゃんの作る野菜の炊いたん、しみじみ美味しいわ。」
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