重禁錮
じゅうきんこ
名詞
標準
major imprisonment
文例 · 用例
これは重禁錮の者は、官に七分を収めて三分を自分の所有とするが例なるに、妾はこれに反して三分を官に収め七分を自分の有となしければ、在監もし長からんには相応の貯蓄も出来て、出獄の上はひとかどの用に立ちしならん。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
彼の債務者なる飽浦雅之は、私書偽造罪を以つて彼の被告としてこの十数日|前、罰金十円、重禁錮一箇年に処せられしなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
うけたまわるに、この十一監は特別待遇の場所で、軽禁錮の者、重禁錮中の教育ある者(社会にて身分ありし者)、老衰の者などを集めてある。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
それから重禁錮の者は仕事にとりかかり、我々軽禁錮の者は本でも読む。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
初犯は明治三十六年で、山形地方裁判所鶴岡支部で窃盗罪により重禁錮三ヵ月に処せられている。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
二犯は翌三十七年で、同じく窃盗で山形地方裁判所にて重禁錮三月半を科せられ、三犯は三十九年奈良地方裁判所で、相変らず窃盗罪で重禁錮六ヵ月、四犯は四十年矢張窃盗で京都地方裁判所で重禁錮二年を申渡されているが、何故か京都の裁判所では之を一犯としている。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
宿直をして、外へ出るのはいゝ事だか、悪るい事だかしらないが、かうつくねんとして重禁錮同様な憂目に逢ふのは我慢の出来るもんぢやない。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
宿直をして、外へ出るのはいい事だか、悪るい事だかしらないが、こうつくねんとして重禁錮同様な憂目に逢うのは我慢の出来るもんじゃない。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
作例 · 標準
重大な罪を犯した彼は、重禁錮の判決を受けた。
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重禁錮の期間中は、外部との接触が厳しく制限される。
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彼は重禁錮を終え、社会復帰を目指している。
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